英語のパーソナルトレーニングジム


今も昔もパイロットに必要な能力の一つに英語があります。

ツイッターにいらっしゃる外資系のパイロットの方々も異口同音に仰るように、ATCはもちろん最低限出来なければいけないのは言うまでもないのですが、グローバルスタンダードな教養として必要だと思います。

私も海外旅行が趣味です。
その目的は大抵、外資系の方のお話を聞いて日本との違いや世界のエアライン事情の情報交換をすることです。
私は日本に住んでいたいので、移籍する気などは全く無いのですが、共通の専門分野がある人と海外で遊ぶことは、見分を広げる大きなチャンスなのでよく海外に旅行に行きます。
そういった際、会話も表現の幅が限られると相手がNativeであるほど、こちらのリスニング力、表現力次第ではコミュニケーションの質が大きく変わるので底上げをしたいなーと思っていました。

丁度そんな時、BCG(外資系大手コンサルティング会社)の友人が友達を紹介したいからという事で
「英語のパーソナルトレーニングジム」を紹介されました。

元々、私は英会話には力を入れていたので大学1年生の時にSTEP BULATSでB2レベルもとれたしまあ苦労してないしいいかな、とは思っていたものの「実は自分の英語は拙い表現と日本人ぽい発音である」という弱点はハッキリ認識していたので
これはいい機会だなと思ってご紹介を受けました。

体験してみてすぐに入会を決めました。
私の決めた理由は大きく2つあって
1.経営者の人柄
2.レッスンの内容
でした。

尊敬する友人の紹介だけあって経営をなさっているお二方も、英語がネイティブなのは当たり前ですが
それ以上にいい雰囲気と無駄のない商品説明に素敵だなと思いました。
良い人の周りには良い人が集まる、というのが私の経験則なのでこのお二人が採用した講師陣なら間違いないだろうと考えました。

またレッスンの内容も①英語の音、②リズム、③考えを英語にする力を、対面レッスンとオンラインレッスンの組み合わせで、毎日、徹底して身体に覚え込ませるというアプローチで、短期間で効果が出るようになっています。毎日自分の声を録音して送るたった5分ほどですが小さな積み重ねは大きな成果になるなと思いました。

仕事で浜松町の教室に通えない時はSkypeでのリモートレッスンも可能です。

実際1週間でも初日の録音と聞き比べると効果は覿面です。

価格も他の1対1の英会話のに比べると大変リーズナブルです。

三井物産、BCG出身の人が作った会社が提供しているプログラムなので、安心感もあると思います。
同社の体験レッスン登録用リンクとFacebookページリンクを下にあるのでコンタクトしてみて下さい。」

体験レッスン
FB

5月からは「英語思考のマテリアル教材」刷新され、さらに内容が濃くなるそうなのですが、今回このブログから経由で申し込まれた方はその新教材が無料となる特典をつけてくれるそうなので是非体験レッスンだけでも受けてみてはいかがでしょうか。

なお、これは頼まれて書いている記事ではないので私には特に何も無いのですが、個人的にこの出来たばかりの英会話ジムを応援したいと思い記事にしました。

英語の発音、必ず変わります。英語はパイロットにとって道具であり武器であり教養です。

広告

9.平札と切り札

trump

いとこが教えてくれた受験突破の為の切り札と、ワイルドカードとは。
受験記更新しました。

8.CAC分析

のーと

8.CAC分析

を書きました。

前回の続きです。
意外に読んでくださってる方が多くて嬉しかったので久々に8000文字オーバーの記事を書きました。
読んでくれる方々に損はさせまいとボリューム多めの内容になっています。

勉強の息抜きに。
思考方法など、参考になればと思います。

変針時の距離計算

大学の後輩で他社のMPLの訓練生がいよいよ訓練ということで初期訓練に使える変針時の計算について書きたいと思います。

訓練生に限らずパイロットは、「○○度変針するには何秒かかりどれくらいの距離が必要か」というのをしょっちゅう計算します。

特に周回進入においては時間を測ってターンの起点のタイミングを作るからです。

難しくはありません。一言で言うなら高校の数学ⅡBの内容が出来れば計算できます。

◆◆

circle to 16R

例えば、羽田34Lから16Rに周回進入する場合を考えます。
VORアプローチの場合はFinal Courseは332°で滑走路(337°)に対しては5°ずれています。
周回進入では基本的に45°カットでDownwindに乗っていくので337°+45°=022°
Final Courseからはトータル5°+45°=50°変針することになります。

トラパタ(トラフィックパターン)の時は90°変針のため計算がとても簡単なのですが周回進入だとこういった中途半端な角度の変針もあり得ます。基本的には以下の手順で求められます。

<手順>
1、その時の速度を決める
2、旋回半径を求める
3、作図して三角関数で距離も計算

◆実際に計算してみると◆
1.速度はFLAPにもよるので各々の飛行機の進入速度によりますが、例えば150ktとします。

2.旋回半径はパイロット電卓でもいいですし、パイロット手帳の付録のp.60の表を使ってもいいです。
150kt、25°バンクだと0.7くらいです。

3.作図しないと旋回中の進出距離が分からないので作図します。

上の図を拡大して点線で図形を足して三角形を作図しています。半径0.7NMの弧の長さを考えるよりもCROSSWINDに乗った時どこの位置まで進出しているか知るにはこの作図が楽です。

(フリーハンドなのでスケールが正しくないですがこんな感じです。)
circle to 16R2

上図で角度は求められていますし各三角形の底辺の長さがわかっていますのであとはtanを関数電卓で計算すればいいだけです。

circle to 16R3

これによりCROSSWINDにロールアウトした時には0.32NM進出していることが分かります。

タイムチェックのタイミングはCRS332にから022に旋回開始した時か、022に向いた時の2パターンが考えられますのでどちらも計算しとくとタイムチェックを忘れたときのセーフティーネットになります。

同様にしてCRS022から337の時も作図して45°変針の時の進出距離を求めてみましょう。150kt、Bank25°で0.3NM弱になるのではないでしょうか。

もちろん上記の計算にはBankレートは考慮されていません。0秒でBankを確立することは不可能なのでその分の余裕を考えた秒数を自分なりに持っておくことが大事です。

◆◆

パイロットの仕事というと「操縦」を思い浮かべると思いますが、準備が8割だと感じます。

アプローチチャートは同じなのに乗る機種ごとに進入速度が違うため、操縦方法が異なるからです。そのためにはこのような計算が必要です。

また、一度計算すれば万全という訳ではなく無風で計算しておいて、当日風によってBankの使い方を変えるのが操縦の醍醐味だと思います。これが残りの2割。

毎回反省点がでるのでその度に改善していくやりがいがあります。

周回進入はオートパイロットでもできなくはないですが、どうしてもコンピュータは操縦が遅いのでマニュアルでスムーズに操縦する方が上手くできる気がします。

知行合一とエドガー・デールの法則

自己研鑽のために会社のセミナーにはちょくちょく参加します。
そこで言われた話をメモがてら。

セミナーの脈絡で、吉田松陰のお話しが出てきました。
吉田松陰といえば山口県で松下村塾を開き、幕末の指導者となる人たちを指導した人です。
詳しくはググって頂くと沢山出てきますので調べてみて下さい。

英語のネイティブの方が司会をしてたのですが

“Knowing ≠ Doing. Try something new”

という言葉を述べていました。吉田松陰の言葉

『知行合一』

のことを言っており

「『本当の知は実践を伴わなければならないということ。』
ということで、皆さん早速実践していきましょう。」という流れで使っていました。

◆◆
吉田松陰を知ってるこのアメリカ人何だ、と思いつつセミナーの課題ではアウトプットでし続けることを求められました。
なぜか

「この表知ってる?」と言って出てきたのがこの表。(本当は全部英語でした)

—————————————————————
講義に参加して 5%

読んで 10%

(ビデオなどを)見て聞いて 20%

見本を見て 30%

討論して 50%

やりながら練習して 70%

教えて 90%
—————————————————————

これは人間の学習の深度を表したものです。
この表を指しながら
「いまはまだ30%ぐらいだから練習してもっと理解度を上げていきましょう!」ということ。

◆◆
前に暗記方法の記事でも書きましたが何につけてもアウトプットに限ります。

私もブログに書くことで勉強になっているのでどんどん人に教えていきたいですね。

教えたら損、ってことは絶対なくアドラー心理学でいうところの他人貢献した方が人間の精神的にもいい影響が出るようです。>>BOOKS 嫌われる勇気

英語の勉強2

航空英語能力試験対策として英会話の勉強は続けています。

ゆくゆくは国際線を飛びたい私にとっては必須です。英語の勉強方法でも書きましたが

『出身国・年齢・性別・症状(発疹や呼吸困難など)・その航空機に搭載している医療機器・着陸可能飛行場、などの事項を地上にいる医者と顔も見ないで衛星電話を通じて英語でアドバイスをもらいながら、医者から聞いた処置の方法をCA(外国人クルー)に英語で指示…といったことを瞬時に行う必要が出てきたとき、自信を持って対応できますか?』

という問いに対して意思疎通が図れないといけません。この質問は外資エアラインで飛ばれている方とのお話に出てきたのですが、まあ起こりうる事態ですよね。語学堪能なキャビンクルーに任せるのがクルーコーディネーション、という話も冗談で出ましたが無線で通話するのは間違いなくパイロットです。

だから航空英語能力試験での評価は文法よりも意思疎通が出来ているかを試されているようです。
それについては後日の記事で。とにかく文法よりも会話が重要。

◆◆
英語は回数です。ビギナーズラックなど無く地道な努力が必要です。
私は週2で英語を話すようにしています。
使っているのはコチラ

オンライン英会話レアジョブ

フィリピン人講師相手Skypeで話します。
4000円ほどで月8回(1回25分)
雑談でも、テキストでも対応してくれます。英会話教室から考えると安いです。

色々なオンライン英会話を試しましたが講師の質はレアジョブが良いと思います。

◆◆

正直週2でも面倒になることもありますが、そこはまず予約を取ってしまいます。
そうすると英語を話す時間を作らざるをえないので結構継続出来ます。

誰の言葉かは忘れましたが「社会人になれば土日でがっつり、ではなく1日5分でもいいから日々の継続が成果に結びつく」というのを思い出します。

衒う訳でなく言えば、一応この1年半ほどは模擬試験の評価でICAO Level5の水準は維持できています。ひとえにレアジョブのおかげなのは言うまでもありません。とはいえ有り体に言ってしまえばそれでも英語力はまだまだ足りない。

日本のエアラインは海外チャーター、整備のためのフェリー等でどの会社も国際線は飛ぶ可能性が無きにしも非ず。なので正直定期運送で国際線を飛ばしているかどうかに関わらず、正直英語の資格は必要です。

最近、他社の同期がLevel5を取得しました。負けてられません。

外国で訓練されている人の話を聞くと自分の英語力は本当に足りない。発音がいけてないしボキャブラリーも少ない。というのが現状です。
自己投資は最高の利回りです。どんどんやっていきましょう。

雲上晴天 Part 4

IFRtsubasa_1

8月某日、伊丹空港でパイロット用のテキスト『翼の友』の著者である小嶋さんにお会いする機会がありました。

HPはこちら

以前私が翼の友のテキストをブログ内の「使える航空書籍」でご紹介してからメッセージを頂き、いつかお会いしたいなと思っていたのでやっと実現しました。

Part 4は実践的な「頭が真っ白になってもタスクを思い出すためのトリガー」などについて教えて頂きました。
Part 3からの続きです。

小嶋    まずショーアップの時の『FACT』。ショーアップで決めること。
何なのかというと
F・・・Fuel
A・・・Altitude
C・・・Course
T・・・Time

当然、燃料っていうのは例えば当日天気が悪い場合、早くついたほうが良いからスピード出します。その為には燃料も多く積まないといけない。でも積むほど性能は下がるから単純に多く積めば良い訳ではない。

Altitudeは、当然揺れない高度を選びます。さっき言ってたAOVとかも考慮して。

Courseは、いつもの決められたコースにはCBがあるから北に避けないといけないですよね、あるいは南に行く方がいいですよね、ということを判断します。

Timeは、例えば朝出発しようとしたら霧が出ていますよ、あるいは1時間後にCBがかかってくる目的地空港に僕らは1時間後に着きますよ。じゃあ出発30分遅らせましょうか。
という話になります。
ショーアップしてブリーフィングをする際、往々にして各項目どれかに集中してしまうものなんですよ。
FACTを決める、と思っておくとコースだけに、とか高度だけに集中するということはなくなりますね。

管理人   やっぱり各フェーズでそういった言葉を考えてるんですか?

小嶋    そうそう。そうねー例えばエンジンをかける前なら
『BCBC』

B・・・Briefing
C・・・Check List (before start)
B・・・Balance (W&B)
C・・・Clearance

あと10000ftを通過する時は機種によるけど
『ABCDEF』
A・・・Airconditioning
B・・・Belt Sign
C・・・Check list
D・・・LanDing light
E・・・E-GPWSからWX RADARにモード変更
F・・・Frequency (エンルートの周波数にする。)

管理人   こういうのって誰かに教えてもらったのですか?
それともご自身で考えられたんですか。

小嶋    教えてもらったり自分で考えたり色々ですね。急なRWY changeは
『CHANGED』

C・・・CDU (FMD変えないとね)
H・・・HDG BUG
A・・・ATC clearance(SID変わるから)
N・・・Notify cabin
G・・・Ground TAXI route
E・・・Engien failure procedure(滑走路ごとに変わる)
D・・・Data (Take Off dataが変わる)

これさえやっておけば絶対抜けが無いですからね。

管理人   マニュアルには載ってないこういうのが結局一番実際の運航に役立つんですよね。

小嶋    そうなんです。まあ人によってそれぞれありますが。ちなみに上空ではね、
『WATCHIS』ってのがあって、FOとしてモニターすることなんだけど

W・・・Weather
A・・・ATC (ハンドオフのタイミングが遅い場合がある。そろそろcontact RADAR来て欲しいのに、、等)
T・・・Traffic
C・・・Cabin
H・・・Hardware=NOTAM (VOR, ILS使ってないものは切り替える等)
I・・・ICASメッセージ
S・・・Switches (Anti Ice, Fuel cross feed等、余計なものは切ってるか)

管理人   これ今度からずっと使うと思います。

小嶋    そうですね、自分で考えるのも面白いと思いますよ!

管理人   これも誰かに習ったんですか?

小嶋    WATCHだけ習ったんですが自分で付け足してWATCHISにしました。

当然weatherにも色々あるから天気が悪いと他のことに気が行かなくなります。そんな時に、こういうキーワードで自分を取り戻すのが大切です。
人間ってマルチタスクは出来ない生き物らしいですね。
AとBをやりなさい、といわれても実際には、AやってBやって、という風に思考は完全に切り替えてるそうです。
並行タスクが重なったらそこで抜けないようにする武器を持ってないといけない。

管理人   いきなりRWY changeになったら頭が真っ白になりそうですもんね。

小嶋    いきなりRWY変わった時にキャプテンに「じゃあCDUとHDGバグ変えますね、ATCクリアランス取り直しときますのでキャビンに一報お願いします、…」
ってテキパキできたら
何かこいつ武器持ってるな、って思ってもらえたらちょっと信頼されると思います。

管理人   こういうのが工夫なんですね。

◆◆

小嶋     いかに少なくまとめるかが鍵です。
規定の解釈も重要で、例えばログブックは携行物に含まれてないけれども最近の飛行経験を証明するモノとしては必要だよね、みたいなのがあります。

あるいは、天候が問題なくても伊丹などの運用制限時間のある空港ではATB (Air Turn Buck)出来ないのでTake Off Alternateの設定も必要になる、とか。

規定を読んだ上で一言コメントや考え方、解釈したことを書いておくこと。それが将来的にキャプテンになる時の行間を埋める、じゃないけど少し近づけるんだという気がしてね。

管理人   (改めて資料を見ながら)まとめ方が本当に素晴らしいです。

小嶋    もちろん忙しいし、ステイ先では飲みに行くこともありますから、毎日は出来ませんけどね。
けど一言コメントだけは短時間だけれども効果は絶大なので是非実践的して頂きたいです。
僕は人見知りな方なので飲み会とかは実は苦手なんですがそれはそれで面白い話も聞けるのでパイロットにとっては必要なことだと思いますよ。

管理人   ハンガートークですね!

◆◆

小嶋    そう。ともすれば世代も全然違うクルー皆んなに「飲みに行きましょう!」って言えるのもコマンダビリティーだと思ってますからコミュニケーション能力を磨く場だと思います。

管理人   キャプテンになられる方は本当に色々な努力をされてますよね。

小嶋    みなさん本当に色々されてますよ。あんなすごい人がここまで勉強をされているのに自分がやらない手はないなと思いますね。ノートとかマッシブに作ればいいわけではなく、やはり自分の工夫をすることです。特に法律に関しては常にパラパラ見とかないと忘れてしまいます。

管理人   思いついた順に書いてましたがちょっと変えないとなと思いました。
ノートの絵も翼の友の絵も大変綺麗ですが何で書いてるんですか?

小嶋    あれ実はパワーポイントなんです笑。

管理人  え、パワポですか?!立体図まで、、すごいですね。業者に委託してるのかと思ってました笑。

小嶋    立体図もパワポです。笑。今後も細々ですがアップデートしていきますよ!

管理人  アップデートをして下さるのは本当にありがたいです。お忙しい中ありがとうございます。
お忙しいとは思いますが休日には何されてるんですか?

小嶋    子供と遊んでます笑。
寝静まってからフライトの振り返りや翼の友の更新をしています。ATPLの勉強もしたいですしね。

◆ブログを始めたきっかけ◆

小嶋     はじめは『翼の友CPL』を書いた時に宣伝とパイロットの就職のページが無いなと思っていたのでそれらを兼ねて始めました。当時、就職情報って全然入ってこなかったので自分は苦労したので。

本当のことを言うと、理想は天気のコトとか技術的な事とかパイロットに関すること全般を書きたいんですけどなかなかやっぱりそもそも人口も少ない分野ですし就職情報をアップするに留まってしまってますね。

管理人   みんな翼の友で就職情報は調べてますね。

小嶋    ありがとうございます。就職情報のアップは続けたい反面、メジャーになったとしても逆にあそこだけ見てればいいや、ではなく、やはり全部入ってくるわけでは無いので、ゆくゆくは酔っ払いライダーさんのサイトのようなサイトを作っていきたいですね。

管理人   よくリンクで貼られているブログ、面白いですもんね。

小嶋    ただそれをやろうとすると今じゃないんです。機長になって色々な経験を積んでからですね。

一緒になんか作ろうか。出来たら面白いね!

管理人   それは是非やりたいですね!

◆自費ライセンス取得とリスクと可能性◆

管理人    よくメールで質問を頂くのですが「自費でのライセンス取得のリスクとパイロットになれる可能性についてどう思いますか」ということなんですがどうお考えですか。

小嶋    僕の周りも自費で取ってる方が沢山いたんですが「可能性はゼロじゃない」っていうんです。言い得て妙で、それ相応のリスクはあります。「30歳を超えて安定した仕事をしていてある程度の地位のある方ならオススメしません。」これは僕が32歳の時、朝日航空に入った時に言われました。私は元々事業用でヘリで飛んでいたので32歳からでも挑戦させていただけました。固定翼をやってみたかったのもあります。

管理人   そうだったんですね。今後の展望はどうですか?

小嶋    まずは機長になるだけでも大きなステップだからね。まずはそこからですかね。でもゆくゆくは教官をやりたいなと思います。

管理人   小嶋さんに教えてもらえるのはいいですね!

小嶋    いやいや、合う合わないはあるからね笑 さっきの4スタンス理論の話じゃないけど色んなやり方を勉強しないとね。

◆座右の銘◆

管理人   是非座右の銘や好きな言葉があれば教えていただきたいです。

小嶋    翼の友 の裏表紙にも書いてるんだけど『雲上晴天』ですね!

尊敬するM教官の言葉です。一回ね、梅雨時期の計器飛行の審査の時にtemporary CBもある。っていうときにCABチェックで「この天気は厳しいな。やめておこう。」と思っていたんです。審査官に「temporaryですよね?」って言われ、審査無しで落とされるかと思ったんですがその時M教官が「今日は飛ぶ日じゃない。お前の判断は間違ってないぞ。」と言ってくれたとても男気のある方の言葉です。

管理人   いい言葉ですね。今日も天気は北日本で曇ってますが雲上晴天、頑張ってください。

小嶋    では、そろそろフライトに行きますね!

管理人   はい!お忙しい中ありがとうございました!

◆◆

とてもフライトに真摯な小嶋さん。かっこいいパイロット像の一人です。

Part4までの長文、最後までお読みいただきありがとうございました。

対談形式はとても勉強になって面白かったので、また機会があれば先輩パイロットの方々を訪問できればと思います。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。