BOOKS

◆◇今まで読んだ本の中でためになったもの、面白かったものを紹介いたします◇◆
パイロットとして、航空関係の知識はもちろん必要です。
それと同時に、読書で広い価値観を持ち、知識の裾野を拡げていきましょう。

□■今月の1冊■□

毎月更新(予定)

口コミで大体買いますが、本探しに使ってるサイトは以下の通りです。
HONZ
書評空間
リーダーの栞
Nozomy_t’s diary

また、読書好きならKindle unlimitedは願ったりかなったりのサービスなのでおすすめです。
もちろん私も入っています。


最終更新2017.9.12


2017.9.12

 

影響力の武器

久々のビジネス書のヒットでした。さすが名著と言われるだけのことはあります。
実生活で交渉の場などで使えそうな事柄ばかり。昔からよく聞くテクニックが殆どなのですが、
それを実際の実験結果や統計を元に説明している点が非常に説得力があります。
どういう意味の「影響力」が「武器」となるのか。
例えば返報性のルール。
恩を受けたらお返ししたくなるのが人間の性。その返報性の影響力を上手く利用すると武器になります。
デパートの試食をした時の、買わなくてはいけない雰囲気。あれです。
パイロット訓練生で言うなら、情報は発信している人のところに集まるというやつです。
他人に教えて自分より上手くなられたら相対的に自分は下手という評価をされそうで。。という感覚が高校生くらいまでの学校教育ならあったかもしれません。
しかしパイロットの世界では一切不要。教えれば教えるだけ自分に情報が集まり、他人の失敗情報なども集まり学ぶことばかりです。

あと、私もよく使われてたなと思ったのはコントラスト効果でした。
例えば、「1日孤児の子供達と遊んでください」と頼まれたら殆どの人が拒否するのですが、
「じゃあ代わりに5ドル寄付してください。」というと多くの人が寄付してくれる、といったもの。
初めから「恵まれない子供たちのために5ドル寄付してください」と言われるよりはその統計値も圧倒的に高かったです。
といった内容が書かれています。

多くの営業の場に応用されている本著、一度見ておくだけでも企業の広告を見る時の目が変わります。
直接パイロットの仕事に活かせるかというとちょっと分野は違いますが広い教養をつけるにはぴったりだと思います。

 


2017.6.19
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SMARTCUTS

以前にご紹介した「エッセンシャル思考」に近い書籍で、物事には注力すべきでない事に注力する人が多く、上手くやってるひとは無駄な努力をスマートにカットしているという本です。ここまではよくあるビジネス書。少し異なるのは例が具体的かつスケールが大きいこと。大統領や世界的企業の史実など。

いい言葉がちりばめられているので中だるんだ時、たまにこういう王道のビジネス書は読みたくなります。

「達人はニュアンスとしか言いようのない微妙な形でフィードバックを発しているものだ。こちらが気を抜いていたら、達人は待ってくれない。」

確かにキャプテン方は上空でボソッとアドバイスを言うもので、それを察知できるかどうかは事前の知識を自分が蓄えているかどうかで変わってきます。だからこそ毎回のフライトに課題を持って「自分はまだまだ新米なんで教えて下さい」と相手にめんどくさくないくらいの質問攻めをするべきです。

「失敗というリスクは人間が生まれながらに抱えている問題ですが、克服する必要がある。」

準備せずにミスをすることはただのミス。準備して何か検証できたらそれは失敗でも失敗する方法が一つ見つかっただけ。少なくとも進歩している。

最近何かの雑誌で読みましたがやはり「進歩していると実感できることはモチベーションを高く維持する上で非常に重要です。

「ビジネスの世界では、失敗によってスキルが高まったり賢くなったりはしない。だが、成功はさらなる成功の呼び水となる。」

→統計的に示されてる事実として本書には記載されています。確か失敗の定義はそこでは破産とかだったと思いますが。

フライトに関しても就活に関しても一つうまくいくと「勢い」がつくというか、そういった内観的な自信よりも周囲、例えば教官や同期からの評価というのが同時に高まるイメージがあります。だからどんな時も気は抜けません。


2017.5.22

BLUE GIANT

同級生が2人もこの漫画をきっかけにサックスを買うという事態になったので、そんなに面白いなら読んでみようと興味本位で開いてビックリ。これは面白いです。アツい漫画。

宮城県は仙台を舞台にテナーサックスに魅せられた主人公のダイが世界を目指して頑張る物語。
高校生のダイは元バスケ部ながら河原で3年間毎日練習し続け、サックスが抜群に上手くなるのですが、卑屈にも「そんなに毎日のめり込めるのは漫画の主人公だけ」と思ってしまうのが今の私です。
多感な時期にJAZZだけにしか興味の無い男の子はちょっと現実離れしています。
が、だからこそ宇宙兄弟やワンピースなど、フィクションの主人公が目標に真っ直ぐ努力する姿には人間って素敵だなと思えます。
そして宇宙や海賊王よりも現実的なサックスという楽器だからこそ、現実にありそうな気がして感情移入してしまいます。
「1番の才能は努力し続ける才能」という言葉があるように何かに向かってずっとモチベーションを保ち続けるのは大変です。そんなこと出来るのはもはや変態かフィクションの主人公とも言えます。

しかし、そういえば私の同級生でも2人程そういう人間がいて2017年にやっと芽が出始めた人がいます。(サックスは買ってませんが。)
2人とも頭は天才ではなく秀才で、本当に去年休まず毎日英語を勉強し続けること1年間。世界有数のMBAに合格したり、医者としてアメリカに行ったり結果を出しました。まさに努力の天才で、学生時代は同じくらいの地頭かなと思ってた人間が最近頭一つ抜け出て来てます。
すごいなーとただただ感心してばかりで、ただレールの上を走っている自分と比較し少し焦っていたこの頃に出会った漫画に改めて努力の苦しさとか、継続する大変さ、その先の栄光を思い出させてもらいました。
いいカンフル剤になるのでブルージャイアントを一気に10巻まで大人買い。

私もフライトの知識をしっかりつけようと気持ちを新たにした所です。

ちなみにサックスを買った友人の1人はヤマハの音楽教室で半年練習してロンドン駐在中に持って行き吹いたところ、£2を貰ってアイスを購入。非常に嬉しかったそうです。
自分の技術で飯を食うってカッコいい。


2017.4.30

勝ち続ける意志力

日本人初のプロゲーマーの梅原さん。
この本を読むまではプロのゲーマーがいることすら知らなかった私ですが、読み進めていく内に
「なんて賢い人なんだ」と感心しました。
日本の一般的認知だと ゲーム好きで勉強嫌い=社会的には…
みたいなのがあると思いますがそんなアサンプションは吹っ飛ぶくらい、文章も綺麗だし言葉も洗練されていて大ファンになりました。
さすがに住んでる世界が違いすぎて真似できるかと言われると、ここまで自分のやりたいことを突き詰めていく勇気と信念は私には残念ながらないと思います。自分で考えて行動するってこういうことなのかと思いました。

響いた言葉はとても多くこれから自分を支えてくれそうだなと思いました。

勝敗には必ず原因があり、結果は原因に対する反応でしかない。刹那的な結果に左右されることなく勝てるようになるための努力を怠ってはならない。

フライトでも「着陸は水物」と吐き捨ててしまえばそれまで。水物と言い訳してたなと反省。

結局、周りの人間は結果のみで評価する。
だから自分にしか分からない努力を続けている最中は、たいてい誰にも認められない。
物事の表面しか見ることが出来ず深く考察しない人間は、努力の過程を見ることなく結果だけをみてバカだ無謀だと吐き捨てる。

自分にしか分からない努力もあれば他人から分かる努力もあります。後者は褒めてもらいたいときに自分も披瀝したりするんですがかっこ悪いなと思いました。また、自分にしか分からない不努力=サボリ はハッキリ分かってしまうので結果をしっかり残せる努力を陰でしたいなと思いました。

遠回りすることでしか手に入れることができない強さがあると信じている

これは実体験としてその通りだと思います。私は大学も第二志望、自社養成にも受かりませんでしたがその分、得たものは多いと思います。与えられた立場や場所で一所懸命に努力を研鑽できる人間には強さが備わると思います。


2017.2.2

神田機長の飛行日誌

「パイロット」と聞いて思い描くパイロット像ってこういう人なのでは?と思う神田機長。
謙虚だけど豪快なフライトに対する姿勢。本当にかっこいい。
戦前から飛んでいる超ベテランパイロット、その飛行時間は約2万5000時間。日本の航空の歴史の黎明期を間違いなく支えたパイロットの一人です。ひょんなことから軍でパイロットになった後は中国の航空会社で飛び、大戦期に日本軍として飛び、特攻兵の飛行教官もしていたという今なら考えられないような経歴。
戦後はANAの前進、ニッペリ時代のヘリコプター、「ベル」の最初の操縦士で、文章の中には美土路 昌一氏など超有名人も数多く登場し、そこが繋がっているのかー、と他の書籍とどんどんリンクしていくのが非常に面白かったです。

・人が足りなくて400時間で機長に
・戦時中は宵越しの金は持たないのが通例だった
・月160時間も飛んでいた。今なら確実に労働基準オーバー。逆にこの時代があったから金字塔の25000時間。
・航空関係の手術はやはり昔から慈恵医大が良いよう
・防除氷に関することって昔はこんなに適当だったのか
・飛行機にエアコンがあることがすごいこと
・飛行機に与圧があるのはもっとすごいこと
・チェックリストは戦後から
・神田機長の操縦してきた飛行機は20機種

文書の中でいいなと思った言葉は
「ベテランが率先して範を垂れる」
「安全性は常に神聖にして冒すべからず」
とう言葉でした。
この意思は継いでいきたいですね。


2016.9.25

anata
経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由
タイトルもさることながら帯の内容『なぜわが社は「何億円もの失敗よりタクシー代にうるさい」のか』が気になるのでポチったら想像以上にデカくてとっつきにくそうかなと思ったのですが内容はとても読みやすい。
よく本を読んでる人なら目にする金言や事例を実際の事柄に当てはめていく文章はスラスラ読めます。
ところで帯の解ですが、要するにタクシー代を批判できる金銭感覚は一般人である上司も分かるが、高価なもの、例えば原子炉の価格が40億円、と言われてもピンと来ないので批判ができないんです。へー、と言ってばかりの本でした。


2016.9.16

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創造力―自然と技術の視点から
西堀 榮三郎

何でもよく知ってる友人と「Bar de 南極料理人 ミライ」で南極ドライカレーを食べながら南極探検隊って超かっこいいという話をしていたところ 、この本を友人がオススメしてきました。”南極探検隊ってすごくクリエイティブだから”と。作者は西堀榮三郎、東芝の品質管理をしていた方で、探検家、登山家の顔を持っています。そういう方になぜか僕は惹かれるのですがそれはリスクをとって挑戦する人は学びが多いからじゃないかなと思っています。

確かに、と思った内容がいくつかあってその中でもお気に入りの一節がこれ。

私は夢のために南極に関する本をたくさん読んだ。アメリカに行ったときは南極経験者に会って話を聞き、資料を集めた。そうしているうちにだんだんと、「あの西堀というのは南極の事を勉強しているらしい」という評判がたっていった。夢を持ち続け、それなりの努力をしていけば、チャンスは必ず、誰にでも、いつか訪れるものである。いざというときに「これはあいつしかない」ということになって、パッと夢が現実になるのである。大事なことは夢を持ち続けることである。夢を持ち続けていれば、人生の分かれ道に遭遇したとき、自然と夢に近い方の道を選び、次の分かれ道がくるとまたそっちの方へと夢が自然と自分を誘導してくれる。

私もレーシックするか、となった時しなかったり、就職するか、と思った時にパイロットの道を目指したり、夢に導かれてきたなと思います。パイロットになりたいと声をあげ、勉強して色んな人に会うにつれて自分を変えてきたと思います。

本書には探検家としての自然に対する畏怖の念や天然と自然は違う、いかに調和していくか、といったテーマが書かれているので環境問題と背中合わせのパイロットとしても考えることが多かったです。

飛行機が飛ぶのは人工か?自然を破壊する行為なのか?確かに飛行機は人工物。しかし例えば燃焼という現象は自然現象。技術と自然が調和することが人類に新たな益をもたらすという考え方には新しい視点をもらったなと思いました。
2016.8.16
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イチロー流 準備の極意 (青春新書インテリジェンス)
児玉 光雄

フライトは準備が9割。のような言葉は訓練生なら誰しもが聞いたことがあるはず。同期で一番の頑張り屋がSNSで書評を書いていて気になったので買ってみたところこれが大正解。準備に関してのモチベーションの上がる話が約180ページにわたって載っています。「今日怠けてるな」と思ったら手に取って読みたい一冊です。

ようするに”準備”というのは言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね。

準備は、打席に入る前に汗だくのTシャツを着替えるとか、スパイクに泥が詰まっていないかチェックするとかいうことです。精神状態は、多くのうちの準備のひとつに過ぎません。

試合を終えてのイチロー選手のルーティーンは以下のよう。

ロッカーに戻って愛用のスパイクを磨く。オイルを使いながらグラブの手入れを入念に行う。「これが明日の始まりである」と考えて、日々同じ作業を繰り返す。帰宅後食事までの間、自宅に備えてあるピラティス用のマシーンを使ってお決まりのメニューを行う。食事をとった後も、再びマシーンでトレーニングを行う。そしてその後の2時間のマッサージも日々欠かさない。

1打席のために、朝から、もっと言えば、前の日のゲームが終わった時から、僕は準備をやるわけですから

イチロー選手が身体能力をはじめ20代からほとんど変わらない状態を維持しながらメジャーリーガー最年長でも第一線で活躍し続けているのは徹底した準備力。ここまでやるのか、と思ってしまいましたがそこが一流との違いなんだなと改めて思いました。イチロー選手には「あれをやっとけばよかった」というのが無いそうです。出来ることは全てやっているので一喜一憂することもない。

また、天才の弱点に関してイチロー選手は以下のように答えています。

天才は、なぜヒットを打てたか説明できない。僕は、きちんと説明できる。だから天才じゃない。

フライトでうまくいったときはなぜうまくいったか考えることを放棄しがちです。私もそうです。何回やってもうまく操縦する空中感覚が尋常じゃなく高い同期を何人も見てきましたが普通の自分にとっては上手くいく理由をもっと突き詰めるべきだなと思いました。また一時の感情に左右されない力の源泉をイチロー選手はこう答えています。

いつも一生懸命プレーしようとしていますが、今日は結果が出ませんでした。そのことを悔やんでもいないし、恥ずかしいとも思っていません。なぜなら全力を尽くしたからです。

あれをやっておけばよかったっていうことは、一つもない。

そう言えるくらい準備してフライトに臨みたいものです。最後に、イチロー選手ではありませんがサッカーの小野選手のいい言葉があるので引用したいと思います。

サッカーの悩みって、遊びに行って発散できるものじゃないんですよ。サッカーの悩みは、サッカーでしか解消できないんです。悩んだら練習で解消するしかないんですよ。それは練習量の多さとかじゃなくて、練習の中できキッカケを探すって感じですね。

この言葉は丁度フライトで悩んでた私にとても響きました。悩んでる時間は無い。とにかくイメージフライトあるのみ。

スポーツ選手から学ぶことはとても多いです。


2016.7.28
経済
経済ってそういうことだったのか会議
『有限責任である株式会社の制度が資本主義資本主義の一大発明』
株式会社に代表される資本主義の仕組みを懇切丁寧に解説するとこの本になるんだろうな、という内容。
ダウ平均、税金、ウィルソン・ケネディ大統領のアメリカ政治など義務教育で習った内容ですら全然分かってなかったなと自分の浅学っぷりがよく分かりました。
中でも『労働とは何か』という章が面白いです。「自己投資しろ」とよく言われてきましたがそれが腑に落ちたような解説がなされてます。
人間をただの『労働力』と捉えるなら、形而上ではない経済学的解は『市場で価値を生み出すこと』。
ケインズという経済学者の言葉を借りるなら「経済学の仕事が終わったときに、実は本当の人間の問題が始まる」。
つまり食べていけるかどうかを問題にしているうちはそれなりに幸せで、そこから先、衣食住がある程度満ちて、自分はどう生きるか、自分の幸せとは何かを考え始めたらこんな厄介なことはない。ということです。
政府の目的は経済学的な方、つまり皆が食べていけるだけ『貧困、失業を無くす(=生きるのに困らない状態にする)』です。世界の殆どの途上国、日本ですらそうです。

でも人はパンのために生きるわけではありません。職業、生活も選びたい。そのためには市場での価値を出すしかない。
経済学ではアウトプットは資本と労働の二種類です。労働力を高める重要な要素が教育です。
資本を高めるための投資のアウトプットよりも始めは労働力を高めるアウトプットをすることの重要性が良く分かりました。


2016.7.3

訓練が本格的になってきて目を通す書籍は殆ど飛行機運用規定という生活をしており更新が大分滞っていました。
まだまだ訓練は続きますが息抜きにいくつか本を読んだのでその中から。
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シリコンバレー式 自分を変える最強の食事 / デイヴ・アスプリー
訓練中、コックピットから動かないのに食べる量はストレスに比例して増えるばかりでまさかの大増量。
すると体調も悪くなって、風邪をこじらせて、という悪循環に陥りました。2週間くらいパフォーマンスの非常に低い状態だったので全快してからはしっかり管理していこうと気持ちを改めました。参考にしたのがこの書籍。
ダイエットというよりかはパフォーマンスはいかに向上するのか、ということについて書かれた本です。食事は幼い頃から培われてきた習慣からなかなか抜けられないもので、より高いパフォーマンスを発揮するためにもこうやって他人の食事を参考にしてみようと思いました。
Dave Asprey氏はかなりの健康オタク。自称バイオハッカー。オーガニックという言葉に僕は眉唾ですがDaveさんもそういう考え方でした。
本書の中に出てくるコーヒーの話しが今までの常識と異なっていて、コーヒーや穀物にはまさかのカビ毒が多く含まれているという事実。よかれと思って飲むデカフェもカフェインレスにしてしまうとカフェインの抗菌作用が低下するのでカビ毒が濃くなってしまうそう。また、食べ物が食べたものを重要視していて、you are what you eatならぬ「あなたはあなたが食べるものが食べたもの」という言葉を使って穀物の汚染とカビ毒の蓄積に関して持論を展開しています。
私はここまで健康オタクにはなれませんが、読んでいて感じたのは人体の解明はまだまだ分かっていないことが多いし個人個人違うので決定的な健康法は無いもののこうやって色々試していくことが大事だなと思いました。
いま身体検査が通っているからいいや、ではなくせっかく血液検査を会社で行ってもらえるのだから半年に一回の検査をいい実験ととらえて色々試してみようと思います。

航空身体検査対策に関してはコチラ


2016.4.9
kimidoko

君はどこにでも行ける/堀江貴文

待ちに待った一冊。堀江さんのメルマガを読んでると本当に毎週色んな国に行ってその現状を伝えて下さるので、自分の持ってる世界のイメージは90年代に作られた地理の教科書の中の世界でしかないな、と思います。
特に中国。昨年海外旅行に行った中国人旅行者はなんと1億人以上いるそうで日本人が全員海外旅行に行くようなものです。
貧しいイメージを中国に持っているとしたら幻想です。
実際、私も昨年上海に5年ぶりに行きましたが活気が圧倒的でした。東京が物寂しく感じるくらい。
上海駐在中の同級生と飲みに行けば1人5000円は当たり前。屋台でも数百円はします。物価の違いを見せつけられました。
円安からの爆買いからも分かるように、もはや日本は「安い国」になっているのは疑いようがありません。逆にこれは外貨を取り込むチャンスととらえて航空会社としても国内の観光サービスと連携させてがっつりお客様に利用してもらわないとな、と思いました。

堀江さんが世界28カ国58都市を訪れて見えた世界とは。
「日本は世界に比べるとリッチな国」という過去の幻想。バンコクの方が日本より高いクオリティの生活水準を享受している現実。
国境は頭の中にあるバーチャルなものでしかない。
という言葉はその通りだなと思います。
これを読んで自分の価値観を再構築してみてはいかがでしょう。


2016.3.30

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グッド・フライト、グッド・ナイト──パイロットが誘う最高の空旅
Mark Vanhoenacker

British Airways、B747副操縦士Mark Vanhoenackerさんの書かれた本です。元の本はSkyfaring: A Journey with a Pilotという本で、彼のホームページはこちらになります。
The New York Timesにも寄稿している文才の持ち主で、試しに読んでみましたが翻訳された文章もとても綺麗でワクワクする文章でした。
実際ホームページを読んでみると、日々のフライトに専門知識を混ぜて書かれた文章に引き込まれます。
また、ページの画像、映像の使い方が洗練されていて自分もいつかこんな感じに作り変えてみたいなーと思いました。

以下インタビュー記事になります。

今月23日現在、8858時間48分。2003年に、ブリティッシュ・エアウェイズのパイロットとして初フライトして以来の飛行時間だ。仮に1年間、まるまる飛行機に乗っていても、まだ数日足りない計算になる。しかも、今もどこかの空の上を飛び、その時間は増え続けている。

「いつその病気にかかったのですか」と、聞かれることがある。空に魅了されるということは、一種の病気のようなものだというのだ。現在41歳だが、「自分も割と早くそれにかかったのだと思います」と話す。

小さい頃から飛行機は好きだったが、故郷であるアメリカ・マサチューセッツ州の小さな街は空港から遠く、近所にパイロットが住んでいる環境ではなく、パイロットは現実的な夢ではなかった。だが、イギリスの大学院に通っていた時、ナイロビからロンドンに戻る機内で「飛ぶことに興味がある」と相談した副操縦士から背中を押され、パイロットになることを決意。そして、フライトスクールに入る学費を稼ぐため、ボストンにある経営コンサルタント会社に入った。世界中を飛び回ったが、仕事の魅力は、「飛行機に乗ること」だった。

本書では、空から見た街の光の美しさ、あっという間に移動する速さを極めて詩的に表現するなど空を旅する魅力をあらゆる角度から語っている。しかし、決して本書でその魅力を語り尽くせたとは思っていない。デンマークの作家アイザック・ディネーセンの「飛行を表現する言葉はまだ足りていない」という意味の言葉はまだ「真実を帯びている」と感じるからだ。作家としてパイロットとして、ふさわしい言葉を探す旅はまだ続く。岡本由香子訳。

◆◆

初期のボーイング747のコックピットには、なぜかオムツ交換台つきのトイレがあった。
旅客機はフルパワーで離陸したほうが騒音は小さい。
旅客機の窓から夜空を眺めれば、かなりの確率で流れ星が見られる。
上空から見た夜のモスクワは、火の車輪のように見える。
航空図には、秘密のメッセージが隠されている!?


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空母いぶき
かわぐちかいじの大ファンの先輩が面白いから読んでみて、と言って貸してくれた一冊。
尖閣諸島問題を描いた作品で現在3巻まで出ています。戦闘機のチャフやフレアってこんな風に使い分けてるんだ、とストーリーとは関係ないところでも関心していたのですが、もちろんストーリーも本当に起こりそうでリアリティがあり大変興味深いです。中国の尖閣諸島実効支配に際して、憲法に基づく日本の防衛としての武力行使の判断。読者を引き込んでいく文章力、画力は圧巻です。4巻の発売が楽しみ。


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脳が認める勉強法
2016年になって読んだ本はこれで5冊目ですが、これが今月1番のヒットです。
×勉強は静かなところがいい→〇環境音やBGMがある方が記憶を引き出す要素が増えるので勉強をする環境としてはいい。
といった、いままでの勉強の常識とされているようなことを覆してくれます。
以前紹介した池谷裕二さんが著書で言っていた内容の裏付けとなる実験の詳細が載っていて説得力が増しました。

と、思ったら帯に池谷さんの推薦文がありましたね。(kindleで読んでいたので今画像を見て気づきました。)

すぐに取り入れられる暗記の方法が載っているので受験生にとっては特に有益だと思います。私も暗記に「分散学習法」を取り入れてみようと思います。


bill
ビル・ゲイツ未来を語る

大当たりの一冊。1995年に書かれた本とは信じられないくらい、ここで予想されている話のほとんどが現実のものになりつつあります。
むしろ、ビルゲイツ自身が自分の創りたい未来を作っているのではないかと思ってしまいました。
20年経ってもその言葉の数々は風化せずfacebookやIoTのことを正確に予言していることに驚きます。
中古で100円というのがもったいないくらいです。
ゲイツ氏はサンテグジュペリをよく引用しているのですが、本書からはこの文を引用したいと思います。
「人がどんなふうにして機関車その他の技術に親しみを覚えるようになるかを雄弁に語った。もしサンテグジュペリが生きていたら、きっと情報ハイウェイ拍手で迎えただろう。そしてそれに抵抗を感じる人々を後ろ向きだと批判したのではないだろうか。」
ゲイツ氏のこういう楽観的なところはすごく好感を持てます。変化を恐れない、ということの大切さがわかる一冊。


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フェルドマン博士の 日本経済最新講義
ロバート・アラン・フェルドマン

新年初めの書籍はこちら。ちきりんさんが年末におすすめしていたので読んでみました。
経済学の本は昨年流行ったピケティ氏の本をはじめ、難しいので苦手でしたがこれは大丈夫。
本当に中学生でも読めてしまう内容です。そのレベルにまでかみ砕いて最近の政治と経済について述べています。
航空業界ならどうあてはまるのかなーと考えながら読むと、デフレ脱却やインバウンド需要2000万人越えの可能性、そして移民の話も色々考えるヒントになります。漫画もいいけどやっぱり実践的な本は読んだ後、少し視野が広がる気がしますね。


gura

グラゼニ

世の中の仕組みを学ぶには漫画を読むのが一番簡単と言いますが、最近この手の漫画にハマっています。
主人公はプロ入り8年目の左腕の中継ぎ。設定からしてかなりニッチで惹かれます。
26歳で1800万円の年俸は一般人からすれば相当いいですがプロ野球選手としてはそんなに上ではありません。
趣味は年俸当てゲーム。そんな年俸にとんでもなくこだわっているものの、お金が欲しいわけではなく野球で稼ぎたい、という面が見れるのが良いですね。「怪我したら、サヨナラ。契約金は退職金だから手を付けるな。」というようなプロ野球のプレッシャーやリアルが垣間見れるのもこの漫画の面白いところです。一気に読めてしまうので年末年始の休みのお供にどうぞ。仕事をする≠労働だと私は考えていますが働く意味を考えるいいきっかけにもなる漫画だと思います。


mpt

マイケル・ポーターの競争戦略
ジョアン・マグレッタ

航空業界を何十年もの間苦しめてきたのが 、まさにこの種の競争である 。アメリカン航空がニュ ーヨ ーク ‐マイアミ路線で無料の機内食を提供して新規顧客の獲得をねらえば 、デルタ航空は対抗策を打ち出さざるを得なくなり 、結局両社とも前よりかえって悪い状態に陥る 。両社ともコストが余分にかかるだけで 、値上げできるわけでも 、より多くの座席を埋められるわけでもない 。一社が行動を起こすたび 、競合企業はすばやく対抗する 。すべての企業が同じ顧客を追いかける以上 、何を売るにしても必ず戦いが生じる 。ポ ータ ーはこれを競争の収斂と呼ぶ 。万策尽き果て 、価格圧力が業界の収益性を破壊するときには 、合併を通じて競争を制限することで 、事態を打開できる場合が多い 。吸収や合併により競合企業の数を減らし 、市場を一社ないし数社で支配するのだ 。

と、今までの航空業界のあり方を論じている本書。競争の収斂は回避できないのでやはり合弁が進むことになります。アジアは今まさに群雄割拠。これからの航空業界はどうなる?という質問は面接で1回だけされたことがありますが、それに対する自分なりの答えを考えるツールとなるのではないでしょうか。
インドでの


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ボクモノ

集中するためにはなるべく物を置かないこと。というのは今に知った話ではないですが、実際は中々実行しにくいものです。この本の作者である佐々木典士氏のように、あそこまで物を減らすことはできないのですが、物欲を減らすのにはとても参考になった本です。人間はいつかはモノに慣れるもの。買った時のドーパミンはそう長続きはしないものです。
多分、買って飽きないものと言えば辞書なんかなんでしょうね。
最近は「本棚=外部メモリ」という認識で、専門書以外は結構捨てました。訓練に集中できる環境を作っておこうと思います。


sorekane
それをお金で買いますか (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
マイケル・サンデル

Chikirinさんはじめ、色んな方が参考文献にされているので試しに読んでみたら面白くて買ってしまいました。
本書では、様々な事柄の『値段』について書かれています。
航空に関しては、ファストトラックについて議論されています。
ファストトラックとは空港の手荷物検査場の優先レーンのことでユナイテッド航空なら、39ドルの追加料金を支払うことで優先搭乗と手荷物検査場に割り込める権利を販売しています。イギリスでは3ポンド。
日本でもファーストクラスやビジネスクラスの顧客に対してそういったサービスがありますよね。
これに対して批判する人もいて、「手荷物検査は国防に関わるものであり、テロリストを締め出すためお負担はすべての乗客が平等に分かち合うべきだ」と言います。
経済学者にとっては『行列=価格システムが需要と供給を調整し損なった証拠』
とするようですが。
お金では買えない道徳観とは、市民的善とは何か、考えるきっかけとなると思います。
また、読んでいて思ったのは、そういった道徳観と市場の捻じれに未開拓の商品・サービスがあるということです。
昔面接で、何かいいサービス思いつく?という質問をされたことがありましたがこの本を読んでいればもう少し気の利いたことが言えたかなと思いました。


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Lonely Planet A Year of Festivals: How to Have the Time of Your Life

ハロウィンで盛り上がる日本は本当にお祭り好きだなと思います。
宗教や文化を超え、楽しいものは全部取り入れていく姿勢、日本人のいいところだと思います。
私は海外旅行が大好きで、今まで30ヵ国程行きましたがお祭りに合わせていくと旅行の目的が増え、より楽しいです。
さて、海外版「地球の歩き方」である「Lonely Planet 」が作ったこの本。中身が最高です。
お祭りが月順に週ごとに並んでいてその週にあるお祭りは何か、というのがド派手な写真とともに掲載されています。
ちなみに11月は
1週目はメキシコの「死者の祭り」です。メキシコ版ハロウィンですね。
2週目はケイマン諸島の「パイレーツフェスティバル」
3週目にはタイの「象のサッカー祭り」
4週目にはニューヨークの「thanks giving day」といった具合です。
他にもそれぞれの週には3~4つのお祭りが掲載されていて読んでるだけでもワクワクします。
参加レベルも5段階で書いてあるので猛者は是非高レベルの祭りに参加してみて下さい。
日本のお祭りは大体レベル1か2です。ちなみにスペインのトマティーナ(トマト投げ祭り)、牛追い祭りがレベル5です。


elon
イーロン・マスク 未来を創る男 / アシュリー・バンス

私が幼い頃にかじりついていた図鑑に描かれていた21世紀は車は空を飛び、摩天楼を横断するように張り巡らされた真空チューブの中を超音速の電車が走っている、といった世界でした。

当時からすればそろそろ月に移住していてもよさそうな今、2015年になって大きく変わったのはデジタル機器とインターネットくらいです。

ツイッターもFacebookも革新的だとは思いますがやはり私は空飛ぶ車の方がロマンがあると思います。
そんなシリコンバレーの描いている未来をそっちのけで70年代のSFを現実化しようと本気で思っているのがいーロンマスクです。

たぶん失敗するだろうと思ったけど、重要な事だからやることにした。
人間の想像力には限界がある。世界へ飛び出していって下さい。

自分にとっての金言集の中にもイーロンの言葉は沢山入ってます。
全く本の説明になってませんがとりあえず読んでみてください。

イーロンが関わって書かれたのはこの本だけです。経営者に共通してるのは、結局途方もない結果を出すには余暇など無く目の前のことにすべての力を集中させることだけなんだなーと思います。


DBN
大便通/辨野義己
一昨日、「パイロットは投薬できないから鍼灸とかそういうのない?」と大手製薬会社の友人に訪ねたところ
「菌トレだな」と言いました。

筋トレならぬ菌トレ。菌活とか腸活とも呼ばれます。腸を鍛えるという言葉を聞いたのは実は初めてではありません。『免疫は腸で出来る』という言葉を初めて知ったのは、この大便通という本を読んだのがきっかけでした。2か月前位にAmazonのkindleランキングに入ってるのを見て買いました。とても面白い。1ページ目から面白い。便が浮くのか?色は?等色々セルフチェックに使える内容があります。調子のいい悪いは実は腸のphに依存してたりします。それを鑑みて食事を改善すると体調が良くなるようです。
ことれを読む抗生物質を飲む気はなくなりますね。腸内の悪い菌だけでなく良い菌も同時に失われますから。

投薬せずに健康を維持する方法、色々研究していつかkindleにまとめようと思います。


嫌われる

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
『他者の課題を切り捨てよ』 という節がとても印象的。原因論から目的論への意識が変わると物事の見え方が変わります。そういうと少しスピリチュアルな感じだという人がいるかもしれませんがそこには深い洞察があります。
訓練生時代に読んだ本の中でもトップ3に入る良本。


sank

サンクチュアリ

全巻セット/Kindle

1995年に出版された20年前の漫画ですが、最近の日本の政治・社会のニュースを見るとこの内容を思い出さずにはいられません。ポルポト政権下のカンボジアでの強制労働から生きて帰った主人公二人が平和に溺れる日本を変えるために一人は表舞台から政治家として、もう一人が裏社会から極道として日本を変えていくストーリー。12巻完結の物語の中には「生きるとは」「男の矜持」など、学べることはビジネス書より多いのでは。私の漫画のバイブルの一つです。


アース

宇宙飛行士の地球の歩き方
Kindle

書面だけを見れば 、僕のキャリアはあたかもレ ールの上を進むがごとく順風満帆に見える 。エンジニアから戦闘機パイロット 、テスト ・パイロット 、そして宇宙飛行士へ 。この仕事に就く人にとっては 、よくある道のり 。一本道だ 。でも 、現実はだいぶ違った 。ずっと紆余曲折や行き止まりばかりだった 。決して 、僕は宇宙飛行士になる運命を背負って生まれてきたわけじゃない 。宇宙飛行士へと生まれ変わらなきゃならなかったんだ 。

旅客部の先輩がオススメしてくれて、知った本です。まあまあ長いんですがとても面白いのですぐ読んでしました。まずは有無を言わさずKindleのサンプルを読んでみて下さい。宇宙好き、パイロットを目指しているアツい方ならきっと気に入るはずです。


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エッセンシャル思考

久々にこれでもかというくらいマーカーを引いた本。

トレードオフ から 目 を そむけ ても、 トレードオフ から 逃れる こと は でき ない。
非 エッセンシャル 思考 の 人 は、 トレードオフ が 必要 な 状況 で「 どう すれ ば 両方 できる か?」 と 考える。 だ が エッセンシャル 思考 の 人 は、「 どの 問題 を 引き受ける か?」 と 考える。 これ は タフ な 問い で ある と 同時に、 より 大きな 自由 に つながる 問い だ。トレードオフ は 痛み を 伴う が、 絶好 の チャンス でも ある。   選択肢 を 比較 検討 する 過程 で、 自分 の 本当 の 望み を 明確 に 知る こと が できる から だ。 サウス ウエスト 航空(※) の よう に 一貫 し た 選択 が できれ ば、 その 結果 は 理想的 な 成功 と なっ て 返っ て くる。

※ハブ・アンド・スポーク戦略の逆をとりB737でポイント・トゥー・ポイント戦略をとった。

何 かに「 イエス」 と 言う こと は、 その他 すべて に「 ノー」 と 言う こと なの だ。   何 かを 選ぶ こと は、 何 かを 捨てる こと。 この 現実 を 受け入れ られ ない 人 は、 コンチネンタル 航空 と 同じ 運命 を たどる こと に なる。 中途半端 に 片足 ずつ 突っ込ん で、 あれ も これ も 失う こと に なる の だ。

全てやるのではなく何をやめるのか。フライトの準備にも応用が利きそう。



未来を拓く君たちへ なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか
いつも読ませていただいてるSEVENTEEN BLOGを書かれている経営者の円山広行さんがおすすめされている本。
与えられた人生において、己のためだけでなく、多くの人々のために、そして、世の中の為に、大切な何かを成し遂げようとする決意。それが志だ。
人を大切にするとは何か。一言で述べよう。それは互いに成長すること。
こんなセリフをサラッと上から目線でなく言えてしまう田坂さん。
モチベーションを上げたい時、読み返してます。


kyodai
巨大な夢をかなえる方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ
ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)、ラリー・ペイジ(グーグル創業者)、ジェリー・ヤン(ヤフー!創業者)、ジャック・マー(アリババグループ創業者)、といった超大物達がアメリカの大学の卒業式で行ったスピーチ集。
スティーブ・ジョブズが2011年にスタンフォード大学で行ったスピーチは有名ですが(←好きすぎて私は大学時代暗唱しました。)ジョブズ以外にも卒業式講演は素晴らしいものばかりです。

この本の中で良かった言葉をあげればキリがないのですが、私が特に好きなのは
イーロン・マスク (テスラモーターズ創業者)の言葉

人間の想像力には限界がある。世界へ飛び出していって下さい。

↑これ、一番好きな言葉のひとつです。

そして、チャールズ・マンガー(バークシャー・ハサウェイ副会長)

自分が欲しいものを確実に手に入れたいならば、それにふさわしい人間になれるように努力すればいい。』

でした。

自分もこんな風に色んなものを見て、経験し、それを還元できる人間になりたいと思いました。


pro
プロフェッショナルの言葉
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
81の仕事訓を掲載。イチローをはじめ、各界で一線を張るプロたちの核心に触れる本。
なぜそこまで自分に厳しく出来るのか?という質問に対して

イチロー
どれだけ野球が好きかだと思います。僕、大好きだから。もちろん子供みたいに純粋には楽しめないですよ。今はプロですから。でも人生のほとんどを野球から学んだその野球に対して半端な気持ちで向かえるわけがない。ありったけの自分で向かいたいんですよ。

また私のお気に入りは

加藤博義(テストドラーバー)
プロはやっぱり余裕がなきゃ。余裕は持つモノじゃないよ、作り出すものだ。
格好良くなければプロではない

です。コースの同じ軌道を誤差5cm以内の精度で走り続けることは余裕がないと出来ない。


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2014年に読んだ本は60冊強。年末までもう少々増えそう。

どれだけ糧にできてるか見てみるとやはり15冊くらいかなーというところ。

その中からおすすめ5冊
1.バトンタッチ 若きビジネスパーソンへ伝えたいこと
バトン
日本マクドナルドCEO原田さんの言葉にアツくなります。『仕事とは「目的をしっかり理解して結果を出すこと」。
仕事で大きいことを成し遂げたければプライベートの充実は欠かせない。』

2. ベイジン〈上〉 (幻冬舎文庫)
ベイジン(下)(幻冬舎文庫)
ベイジン
北京オリンピックと原発を描いた作品主人公田嶋はもちろんカッコいいけれども中国人の鄧のラストシーンの使命感みたいなのを持って仕事したいと思いました。友人に勧められ読了。真山仁にハマったきっかけとなった本。

3. ナイトワーカー健康術
night
シフト勤務の健康維持をどうするか。2014年の初めに買ったこの本を再読了。

4. 僕は君たちに武器を配りたい
bokukimi
『コモディティとはスペックが明確に数値や言葉で定義できるもののこと。例えばTOEIC900点の人間ばかり採用しても集まった人間には「同じ価値」しかない。これが高学歴ワーキングプアの仕組み。スペシャリティでなければならないが時間の経過と共に業種に関わらず必ずその価値は下がってくる。』
というお話を受けオートメーションが進む航空機のパイロット業界でも常に知識をアップデートして、操縦だけでなく他のスキル、例えばヒューマンエラー防止の知識をつけたりそういった働き方は必要かなと思いました。
エッセンシャル版は500円で安いです。

5. 僕らはまだ、世界を1ミリも知らない
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タイトルからは「世界へ出ようぜ!」みたいな印象ですが著者の太田さんの言いたいのはそういうことではないのがいいです。自分も世界旅行を追体験しているかのようなスピーディーに読める1冊。


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準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント<文庫改訂版>
川島永嗣
このブログで半年前位前に一度ご紹介していた川島選手の「準備する力」が文庫本になって発売されました。将来を見据えて逆算していま何を学ぶべきか。豪快そうな見た目の川島選手、しかしその緻密な準備力には頭が下がります。読書を良くされており「海馬―脳は疲れない 」もこの本の中で紹介されています。
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仕組み
最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
泉正人
サッカー日本代表の川島選手が著書の中で紹介していた泉さんの働き方をまとめた本。いかに効率を上げるか、そのためにチェックリストを作ったりなど訓練に活かせる内容が豊富です。
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粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯 (文春文庫)
城山三郎
大先輩に薦められて読みました。城山さんの本は初めてです。石田禮助という名前も初めて聞きました。元三井物産社長、国鉄総裁になられた方です。読みすすめるほど石田さんの豪快で爽快な人柄に惹きつけられました。「卑ではない」人生を、誇りを持って歩んでいってこんな「マンキー」じいちゃんになれたらかっこいい。
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ASE
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)
大鐘 良一 / 小原 健右
サブタイトルにあるように、「人間力」とは何かを考えさせられる本。私は「最後の最後まで仲間を思いやれるか」ということかなと思いました。1つのミッションに向けて10年訓練するという事、宇宙への覚悟や決断、そしてそれを支える人々への感謝と心配り。宇宙飛行士はやっぱり理屈抜きにかっこいい。そこまで突き動かすのは宇宙へ行きたいという情熱だと感じました。自分も目標に向けて情熱を持って頑張ろうと思える一冊。
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アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
パウロコエーリョの名作。主人公が羊飼いということで神学的要素が多いのかと思いきや、深みのある大人のための童話という感じ。何年後かも読み返して感じ方の違いから自分の成長を確認したいです。
「宝物は行動しないと手に入らない。」「身近な事象は偶然でなく必然。」
自分のしたいことは分からない、もしくはやりたいことはあるけど何からしていいかわからないという人はまずこれを読んでみて下さい。きっと後押ししてくれる一冊です。

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昭和史
魂の昭和史 (小学館文庫)
福田 和也
日本にいるとあまり実感しませんが海外に行って帰ってくる度に本当に日本は恵まれているなと思います。
この本をふとしたきっかけで読んでから、こんな小さな島国がこんなに素晴らしい治安や教育を堅持できているのはひとえに昭和の人々の葛藤や努力で築き上げた土台があるからだということを感じました。自分が生きている世界は今ではなく歴史の途中なんだと改めて思いました。高校生ぐらいの時にこの本を読んどきたかったなと。
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心を整える
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
長谷部 誠
謙虚さを忘れないこと、心を鎮めるために自分と向き合う時間をしっかり作るのは忙しいからこそ大切だと思いました。1人温泉なんかもされているとは知らなかったです。また、だからといってずっと個人の時間を過ごすのではなくノリの良さを忘れない所、他人を思いやる所など、長谷部選手の誠実さや他の人とのかかわり方など、心から尊敬します。内容はシンプルですがそれが良くて、私の毎年読み返したい本リスト入りです。
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books
思考の整理学
外山 滋比古
考えるとは何か、ということを根本から教えてくれる本です。私も知り合いにすすめられて読んでみて、とても感心しました。
若いうちに一度は読んどくべきだと思います。いい原理原則というものは時代が変わっても変わりません。
昔の本ではありますが現代の啓発本や勉強本の原点と言われるにふさわしい内容です。
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かいば
海馬―脳は疲れない
池谷 裕二
池谷さんの本は全部面白いのですが、私が最初に読んだ本がこれでした。感情も行動もすべては脳次第。
訓練に活かせるお話が沢山あります。サッカー日本代表ゴールキーパーの川島選手もおすすめしていました。
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ちきりん
自分のアタマで考えよう
Chikirin
以前このブログでもご紹介したChikirinさんの書かれた本から一冊。
パイロットの行動には説明責任が伴います。教科書に書いてあることを言うだけではいけません。知識≠考えという根本的なことに改めて気付かされます。
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仕事
憂鬱でなければ、仕事じゃない
見城徹 藤田晋
幻冬舎の見城さんとサイバーエージェントの藤田さんの本。
ずば抜けているお二人のお話を聞くだけで訓練の辛さなんて吹っ飛びます。自分もまだまだ頑張れるなと思える一冊。
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モノを捨てよ
モノを捨てよ世界へ出よう
高城 剛
世界中を回ってらっしゃる高城さんからはいつも新しい視点をいただいています。
海外に出る面白さがきっと伝わる一冊。メルマガも航空業界のお話が書かれてあったり、とても面白いです。

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One Response to BOOKS

  1. ピンバック: Amazon Kindle unlimited | Flyingfast

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