緊急事態とボールドフェース

”危機の最中には「理由」なんてまるで意味がない。必要なのは、自分の置かれた立場を受け入れ、その瞬間に何がいちばん大事なのかを考えること。”

というのはカナダ人宇宙飛行士、クリス・ハドフィールドの言葉です。危機に陥った際、「なんでこんな状態になったんだろう」と理由を考えている間にロケットなら大気圏で燃え尽きたり、飛行機なら墜落してしまします。

ですから、エアラインの訓練では主に離陸直後のエンジン停止など、身体に叩き込んで、すぐに対処できるようにしておかないと状況が瞬間瞬間悪化していくものを主に行います。

ボールドフェースとは「太字」のこと。

”生存にとって絶対不可欠な行動を事前に知っておく必要がある 。そういう行動を僕たちはボ ールドフェ ースと呼んでいる 。なんでかというと 、訓練マニュアルの中で 、大文字のボ ールドフェ ース 、つまり太字で書かれているからだ 。この 「ボ ールドフェ ース 」はパイロット用語であり 、危機の際に自分の命を救うことにつながる手順を表わす魔法の言葉だ 。僕たちはよく 、 「ボ ールドフェ ースは血で綴られている 」と言う 。ボ ールドフェ ースの多くは事故調査の結果として生まれたものだから 。ボ ールドフェ ースは 、致命的な事故を防ぐために取ってしかるべきだったのに 、実際には取られなかった一連の手順に注意を促すためのものなんだ 。”

メモリーアイテムて何でこんなにあるんだろう。と思いますが諸先輩方の経験の積み重ねのおかげで出来ているオペレーションマニュアルのボールドフェース重要性がわかりました。

 

アース

宇宙飛行士の地球の歩き方
Kindle
これがクリス・ハドフィールドの本。先輩がオススメしてくれて、知った本です。まあまあ長いんですがとても面白いのですぐ読んでしました。Kindleのサンプルを読んでみて下さい。きっと気に入るはずです。

◆◆

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About KC
Pilot訓練生5年目。事業用操縦士・多発限定・計器飛行証明取得。

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