計器飛行証明


おかげさまで計器飛行の実技審査に合格することができました。
もちろん「審査は何かある」と言われる通り色々ありました。それに関しては後日のエントリで書きたいと思います。
しかしながら天気も良く、運も味方して何とかなりました。

ただ、やはり計器飛行の資格を取るのが目的ではなく実際の運航で使えなければ意味はありません。
最低気象条件をはじめ、知識の引き出しを開けるスピードも、引き出しの数もまだまだだなと感じるのでライセンスは最低限、これからも勉強していかないといけないなと思いました。

訓練としては一段落して1か月ほど自分の時間があるので色々興味あることを勉強してまたブログでシェアしていきたいと思います。

◆◆
さて、orangeさんから先日いただいた質問をご紹介します。

>計器審査の口述審査で教えて頂きたいところがあります。
>以下にまとめてみましたので、ぜひお願いいたします。
>・口述審査の時間
>・口述審査の質問数
45分間目安でしたが1時間半もやりました。最低気象条件を全部書いたので4種類の最低気象条件を(離陸は暫定も)スラスラ書けるようにしとけばよかったです。

>・もし分からないところがあった場合、どうしたらいいのか、その場で調べていいのか。
分からないことがあれば素直に分からないと言います。審査官は100%答えれることを期待して質問しているというより、どのラインまで知っているかを探るために質問している感じです。合格ラインを超えていればいいと思います。その場で調べていいのかは状況によると思います。私の場合はライセンス類以外持っていなかったので調べるということは出来ませんでした。

>・どの分野のどんなところを聞かれたのか、細かく、具体的に教えて下さい。
最低気象条件がほとんどです。
他には、FAF以降でWXミニマを下回った時の措置、計器飛行証明を取得するための要件(時間)、計器飛行証明はヘリでも使えるか?(←種類を指定されるので無理)、計器飛行をするために必要な要、APCHのフェーズ(到着~進入復行)ごとの障害物間隔、フライトプランの内容について、RNAVのPBNの詳細、RVSM、利用可能なQNHはどんな気圧の時?、ILS CAT2のRVR要件、ILS APCHとVOR APCHのそれぞれのサークリングの進入復行開始点はどうなるのか、等々派生的に色々聞かれました。

>・どの分野のどの部分を、集中的に突っ込まれて質問されたのか教えて下さい。
やはり最低気象条件です。とくに離陸の最低気象条件は新暫混合ですので注意です。

>・この分野のこの部分を集中的に勉強したらいいや、この本のここの部分はいいなどがありましたら、さら に教えて下さい。
やはり最低気象条件は最低限完璧にするべきです。集中的にまずやって下さい。翼の友IFRは非常に参考になりますのでWMのページを参照してみて下さい。
また「使える航空書籍」でご紹介している飛行方式設計入門もオススメです。保護空域が詳しく書いてあるからです。
保護空域についても一度目を通しておくと、副次的なメリットとしてNOTAMの理解が進みます。例えば障害物件が空港周辺にある時にVORのMDAが上がったのにILSのDAはなぜ上がらないか、ということもよく分かるようになります。

orangeさんも近々計器飛行証明の審査でしょうか。ご健闘お祈りしてます!

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About KC
Pilot訓練生5年目。事業用操縦士・多発限定・計器飛行証明取得。

2 Responses to 計器飛行証明

  1. osuaviator says:

    突然のコメントで大変失礼いたします。
    計器飛行証明取得おめでとうございます。
    こちらのブログを拝見させていただき、非常にためになる内容だと思いコメントさせていただきました。

    KCさんの訓練に関する姿勢等を拝見させていただいておりますと、KCさんご本人はもちろんのこと訓練環境も非常に素晴らしいのではないかと感じられます。
    私は現在FAAのライセンスを取得し、CAB訓練を考えている身のものですが、もし可能であればKCさんはどのような形で訓練を受けられたのかとご参考にさせていただければと思いましてコメントさせていただきました。個人の情報を含むものですので差し支えのない範囲で結構ですし、お答えできなければご放念ください。

    繰り返しとはなりますが、審査合格おめでとうございます。

  2. KC says:

    osuaviatorさん
    ありがとうございます。大変ありがたいお言葉を頂き恐縮です。
    これからも色々とシェアできればと思います。
    私は国内の指定養成施設で訓練しました。環境は厳しくも充実していたと思います。
    恐らく狭い航空業界ですのでどこかでosuaviatorさんともお会いする機会があるかもしれません。
    またその時はどうぞよろしくお願いいたします。
    flyingfast01@yahoo.co.jp

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