降下計画の修正は割合計算で。

IFRのナビゲーションで最も重要なフェーズである降下ですが、方法はいろいろあります。
降下の制限高度まで一気に降下してレベルフライト。
あるいはずっと3°PATHに乗っていく降下方法。

降下のレートはキープするものですが気流の影響もあって計画とずれることもあります。
そんな時の修正方法は中間地点での割合計算が有効です。

◆◆
例えば滑走路から20NM地点にを6000ft、10NM地点を3000ftで通過しようと計画します。
15NM地点で4500ftで通過すべきところを5000ftしまでか降下出来ていなかった時、GS(対地速度)から
10NM地点までの時間を出して緑の矢印の経路を通れるように降下率を調整するのは難しいです。
降下計画の修正
この場合、15NM地点までに降下すべき1500ftに対して1000ftしか降下出来てなかったと考えて1000/1500≒0.7
という計算から3割り少なかった。と考えます。正確には0.66なのですが上空での暗算なのでざっくりで。

残りの区間、15NM~10NMの間で降下率を3割り増しにすれば予定通りの降下PATH経路に戻ることができます。
仮に1000ft/minで降下していたならば1300ft/minにします。

VFRの倍角修正と同じ考え方ですね。

◆◆
降下はパイロットとして一番の腕の見せ所です。特にレーダーベクター中などは経路がわからない分、経験がものを言うとか。
「経験は準備でカバー」「上空では考えるのではなく選択すること」と教官は仰っていました。
IFRは計画が命。中間地点での高度がどれくらいになるか、など地上で準備できるものは全部しときましょう。

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About KC
Pilot訓練生5年目。事業用操縦士・多発限定・計器飛行証明取得。

2 Responses to 降下計画の修正は割合計算で。

  1. orange says:

    初コメントいたします。

    毎回、楽しみに拝見しています。

    IFRやVFRで使ったり、役立つ計算を紹介して下さりとても勉強になります。

    ・説明も分かりやすく、
    ・図があるためさらに分かりやすい
    ・数字が入った例題がより一層分かりやすい

    そのため頭にすっと入っていきすぐに理解できます。

    まだ掲載されていない計算方法などがありましたら、ぜひ載せてほしいです。

  2. KC says:

    orangeさん
    コメントありがとうございます。
    新たな計算方法を学んだ際にはまた書きます。
    今後も訓練の中で学んだことを順次共有いたしますのでどうぞよろしくお願いします。

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