曲技飛行に思う飛行機の挙動を数字で理解すること

曲技飛行PilotのTakagi Yuichiさんのサイト

Aerobatic Channel

http://aerobaticchannel.blogspot.jp/
の今日の「Energy Managementに思う」の記事が面白いです。定量的に飛行機の挙動を考えつつも、最後は感覚だ。というお話。
こういうお話にすごくロマンを感じます。

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アクロバット飛行は飛行機の性能を極限まで使うので、迎え角は抗力が最大にならないギリギリの最も”イイ”ところを使うのだけれども、それをLoad factor計で測って操縦するのではなく感じて操縦されるそう。結果、予告のGでの運用が出来ていたのがすごいと言われたがそれは感覚的にできたことだ、というお話でした。


”何とも手前味噌な話題で恐縮ですが、実はこれは必然で、トリックでも何でもありません。限られた飛行性能を用いて競技を行う以上、効率を最大限にして飛行する必要があることは言うまでもないことですが、単にその結果このような数字が得られただけのことなのです。”

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とのことですがそのレベルにまで技術を磨き上げるのには相当な努力をなさっているはずです。

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旅客機の操縦は全て会社、製造者のマニュアルに従って行うのですが、フレア(着陸前の引き起こし)に関しては全然なかったりします。
JAPAが発行している「PILOT誌」の2012年のNo.2には「フレアを語る」というコーナーがありました。
そのコーナーでは機長と副操縦士のフレアのデータで比較して理想のフレアとはなんぞや、ということを定量的に語っているのですがそれがTakagiさんの記事に近いなと思いました。

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着陸は、結局のところ風も、滑走路勾配も、重量も毎回違うので同じ着陸条件は2度とありません。データはありますが最後は感覚です。
それにしても機長のグラフがとても綺麗なのでやはり経験がものをいうのかなという感じです。かっこいいですね。

興味がある方は日本航空操縦士協会http://www.japa.or.jp/の会員に登録すれば電子書籍を閲覧できるのでぜひご覧ください。(著作権の関係でアップできなくてすいません)

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About KC
Pilot訓練生5年目。事業用操縦士・多発限定・計器飛行証明取得。

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