日本の座標と世界の座標

eiseiフライト訓練が始まってから大きく価値観が変わったのは自衛隊についてだ。

彼らによって日本は守られているというのが非常によくわかる。

飛んでいて自衛隊機情報がよく通知される他にも、私たちがフライト前に確認するNOTAMと呼ばれる情報に、日々自衛隊の訓練の演習予定がびっしりと出ているからだ。

彼らは射撃やパラシュート降下など様々な演習をする。その時には該当空域では飛行禁止になることもあるのでそこが座標系で示される。

先日、寮内にNOTAMではなく射撃演習に関するポスターが貼ってあり、座標が2種類書いてあった。普段のNOTAMには1種類の座標でしか書いてない。

ポスターには「日本測地系、世界測地系」と書いてあった。

改めて調べると国土地理院のHPに書いてあるのを見つけた。

要約すると

「日本測地系」

明治時代に導入、ベッセル楕円体(2002年3月まで日本は使用。)と呼ばれる地球の形を基準に設定された座標。つまり古い。

「世界測地系」

GPSなどの発達により、地球の形を正確に把握し、座標を計算。世界的な整合性を持たせて構築された経度・緯度の測定の基準で、国際的に定められている測地基準系。

とのこと。

参考URL http://www.gsi.go.jp/LAW/G2000-g2000-h3.htm

400mくらい差が出るようだ。

NOTAMに使われているのは国際的情報なので世界測地系。

普段VFRの私たちには直接影響はないが、ライン機のFMSに入力する時はやはり注意してるのだろうか。

エアライン機が用いているGPSはWGS84という準拠楕円体だそうだ。

参考URL http://en.wikipedia.org/wiki/WGS84

世界の一部の地域では未だに高度をメートルでとったりするとこもあるとの話だが、探せばまだまだ世界標準になってないことはこの国際的な航空業界でさえありそうだ。

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About KC
Pilot訓練生5年目。事業用操縦士・多発限定・計器飛行証明取得。

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