視力維持と勉強用メガネ

言うまでもなくパイロットにとって視力はとても重要です。

一昔前に比べると矯正視力が認められるようになりましたが、視力が良いことに越したことはありません。
実際同期でも半分くらいはフライト中にメガネをかけているのですが、地上ではあえて裸眼で生活しているような人も多いです。
そしてたまに裸眼で2.0というつわものも居ます。。

そこまで良い視力でなくとも第一種航空身体検査は適合できるのですがやはりライセンスの付帯条件で「眼鏡および予備メガネ」となると荷物が多くなるので、いま視力が良い人は維持できるよう、そうでない人も日々スマホやパソコンに囲まれている生活の中でいかに目を休めるかは工夫された方がいいと思います。

◆◆
私は大学受験の勉強で目を酷使したために視力が低下してしましました。
仮性近視を治すには携帯やパソコンを見ずに遠くをみるのが一番いいのですが
訓練生にとってやはり座学は重要で避けることはできない場面があります。

ですからパイロットの試験を受けるに当たっては視力回復の本を読んだり視力回復トレーニングをしたりしました。
その時、目を休める一環で買ったのが

【勉強用メガネ】

というものです。このメガネは遠視用メガネのようなもので焦点を遠くに結んでくれるようになります。
近くのモノを見ていても遠くを見ているような状態になるので近視の人の目の毛様体筋を緩めてくれます。
興味のある方は眼科で聞いてみて下さい。

いまこの文書を打っているときも勉強用メガネをかけているのですが30分くらいの作業や読書にはもってこいで、ぱっと顔を上げて遠くを見た時に勉強用メガネをかけたあとだとピントが合いやすいように感じます。
注意はかけ過ぎると逆に疲れることです。

何でもバランスです。

紹介 KC
Pilot訓練生5年目。事業用操縦士・多発限定・計器飛行証明取得。

One Response to 視力維持と勉強用メガネ

  1. ピンバック: 勉強用メガネ2 追記 | Flyingfast

コメントを残す